2024/09/18 09:03

なまこは、その独特な見た目から敬遠されがちですが、実は多くの栄養素を含んでおり、健康に良い効果が期待できます。以下に、なまこに含まれる主な成分とその効能を紹介します。




なまこの栄養成分と効能



1. ビタミンB12


なまこにはビタミンB12が豊富に含まれています。ビタミンB12は赤血球の生成を助け、貧血予防に効果的です。また、神経細胞の正常な機能を維持するためにも重要で、手足のしびれや集中力の低下を防ぐ効果があります。ビタミンB12にはシアノコバラミン、アデノシルコバラミン、メチルコバラミン、ヒドロキシコバラミンといった種類のものがあります。巷で出回っているB12はシアノコバラミンと呼ばれるもので、このビタミンB12は微量ながら毒性を持つとされています。摂取する際は可能であれば避けた方が良いと遺伝子栄養療法・栄養療法の業界では言われています。


2. マグネシウム


マグネシウムは骨や歯の形成に必要なミネラルであり、筋肉の収縮を正常に保つ役割も果たします。なまこに含まれるマグネシウムは、カルシウムと共に骨の健康を維持し、筋肉の機能をサポートします。マグネシウムはGABAの機能を高めるとされており、例えば塩化マグネシウムはクロリド(塩素)でマグネシウムをキレートして吸収効率をあげていますが、このクロリドが脳の受容体に受け入れられると鎮静作用があるとされています。


3. ヨウ素


ヨウ素は甲状腺ホルモンの主成分であり、代謝を活発にする効果があります。これにより、エネルギーの消費が促進され、ダイエットにも効果的です。また、子供の成長や発育にも重要な役割を果たします。


4. セレン


セレンは強力な抗酸化作用を持つミネラルで、細胞の老化を防ぎ、ガン細胞の抑制にも効果があります。また、解毒作用があり、体内の有害物質を排出するのに役立ちます。セレンは有害金属の排出に役立つとされているミネラルで、血中に溜まってた水銀やアルミニウムを体外に排出させる働きがあります。水銀ですとパクチーの摂取によっても排出されますので、乾燥した葉を飲み物に混ぜてグイッと飲む習慣を付けていると良いです。毛髪検査を受けると体内の有害金属、水銀やアルミニウムの値を調べることができますが、もし検査で引っかかってしまった場合は検討してみると良いでしょう。


5. パントテン酸

パントテン酸はエネルギー代謝を促進する補酵素であり、ストレス対策にも効果的です。抗ストレスホルモンの分泌を高め、抗アレルギー作用や抗炎症作用も期待できます。こちらもビタミンB群に含まれるビタミンとなります。



なまこの摂取方法

なまこはそのまま食べるだけでなく、酢の物や塩辛「このわた」としても楽しむことができます。特に「このわた」は日本三大珍味の一つとして知られており、その独特の風味を楽しむことができます。粉末にしたものを白湯などに溶いて飲むのも良いです。

旬の食べ物ですので一年通して入手するのは難しいため、乾燥粉末にしたものを製造しております。精力UP、コラーゲンの摂取、免疫関連で注目されているフロンシドAなどなまこの良い成分がそのまま粉末になっていますので、お気軽に好きな時間にお使いいただけます。

まとめ


なまこは見た目に反して、非常に栄養価の高い食材です。ビタミンB12やマグネシウム、ヨウ素、セレン、パントテン酸など、多くの重要な栄養素を含んでおり、健康維持に役立ちます。ぜひ、日常の食事に取り入れて、その健康効果を実感してみてください。良い健康ライフを!